脇汗の量がやばい。とまらない脇汗の原因と抑える方法とは？

脇汗って、すごく多い印象ですよね。

薄着のときなどに、脇に取りつける汗取りパットを売っているぐらいですから。

でも普通、脇汗は一日量が小さじ1杯ぐらいだそうです。
意外に少ないと思いませんか。

それでも気になる脇汗。
普通は腕を下げているので、脇の下はどうしてもムレて、汗くさくなりやすいのも嫌ですよね。

女性の場合、ホルモンバランスの乱れは体の不調につながることが多いです。

バランスが乱れて、交感神経を刺激すると、体の反応が活発になり、脇汗をかきやすくなります。
運動してなくても、した直後のような感じになるんですね。

これは不快だし、しょっちゅう脇汗を拭くのも面倒です。

また、普通に汗をかくのとは違う症状もあります。

全身が汗になるのではなく、手のひらだけ、または顔や首筋だけ、というふうに、部分的にやばいほど大量の汗が出る場合です。

この出方は、多汗症とよばれます。
一種の身体疾患で、子供のときに発病し、おとなになっても続く、左右同時に汗をかく、などの特徴があります。
ずっと汗が出ているわけではなく、一定の時期にやばいほど出ます。

生まれつきの体質でやばいほど汗をかく、という場合もあります。
遺伝ですね。

家族に汗っかきが多い人は、脇汗がよく出るかもしれません。
新陳代謝がいいわけで、よくないとは言い切れませんが、本人は気になりますよね。

それに、脇の下は特に汗腺が多く集まっているため、大量に汗をかくとそれだけ雑菌が増えて、臭いが強くなりがちです。

緊張すると、暑くないのに汗が額や脇からにじみでてきて、やばいなと思うことがありますね。
これは実は、ふつうの汗とは少し違うんだそうです。

汗には2種類あって、1つは体温調節のための汗。
エクリン腺という汗腺から出ます。
水分99%というサラリとした汗です。

そして問題のもう1つの汗。
不安や緊張が高まると、交感神経が高まって発汗します。
手がジトッとなるのは、よく知られていますよね。
この汗は、エクリン腺だけでなく、アポクリン腺からも出るんです。

脇汗にはいろんな原因があるものですね。
汗なんて単純なものかと思ったら、微妙で複雑なのには驚きます。

でも、汗をかくのは自然現象。
対策はいろいろあります。

今すぐ何とかしたい、と思う悩めるあなたに、自分でできる脇汗対策をご紹介しましょう。

ここ数年、特にホルモンバランスの崩れた女性が増えているそうです。
女性ホルモンが足りないと、いらいらして神経質になりがち。
興奮しやすくなって、汗にもよくありません。

ダイエットのしすぎで栄養が足りなくなったり、忙しくてつい同じようなものばかり食べたりしがちな現代。
食事は体つくりの基本です。
できるだけ決まった時間に三食たべて、かたよった体質を改善し、刺激に強い体つくりをしましょう。

肉を食べると、体温が高くなります。
汗をかきやすくなるというわけです。

また、汗をかくときに皮脂線から皮脂が出ます。
肉のような動物性脂肪をたくさん食べていると、その皮脂が多くにじみ出て、嫌なやばい臭いになるんですね。

汗が増える上に、臭いもきつくなる肉は、あまり食べ過ぎないようにしましょう。

肉の他にも、カフェインを採ると、汗が出やすくなります。
カフェインには、汗腺を活発にする作用があるのです。

ですから、やばい汗を気にする人は、お茶やコーヒーの飲みすぎは禁物です。
適量は、一日にそれぞれコップ1杯ずつなら大丈夫。

水分を取るのは怠らないでくださいね。
水気が足りなくなると、体に熱がこもって、健康をそこねます。
普通に水を飲むのが、一番簡単で添加物もないので、おすすめです。
ジュースなら、塩分が入っていない、濃縮還元でないトマトジュースが、体にいいそうです。

では、脇汗を少なくする食べ物とは、何でしょうか。

それはずばり、豆類です。

具体的にいうと、納豆・とうふ・油揚げ・おからなど。
大豆製品には、イソフラボンという女性ホルモンに似た物質が含まれていて、ホルモンバランスをよくするのにも役立ちます。
植物性たんぱく質も豊富ですよ。

食べる量は、納豆なら1日1パック。　豆腐なら半丁で充分です。

豆だけでは足りないタンパク質は、できるだけ魚で採りましょう。
魚には、脳の発達や認知症予防に効果的なドコヘキサエン酸や、血液がさらさらになるエイコサペンタエン酸が含まれています。

しかも肉にくらべて低カロリー。
タンパク質の質も肉よりいいといわれています。

味覚性多汗症という症状があります。

辛いものを食べたときは、普通の人でも汗が出ますが、多汗症だとやばいくらいすごい量になるのです。

でも素人には、ふつうの汗っかきと味覚性多汗症の違いは、よくわかりませんよね。

そこで、チェック基準を調べてみました。

ひどい多汗症で悩んでいるとき、一番確実なのは、手術で汗腺を取ってしまうことです。

汗腺がなくなれば、当然汗は出ません。

でも手術なんて、ちょっと怖いな、と思う方もいるでしょう。
イヤなら、最近では注射するだけで汗を止められるやり方もあります。

どんな方法があるのか説明しますので、読んでみてください。

反転剪除法は、前から行われている脇汗の手術法です。
保険がきくことが多いので、経済的にも助かります。

手術は、脇の下を皺にそって3cmから5cmほど切り、担当医師がアポクリン腺を肉眼で見ながら1つずつ切り取っていく方法で行います。

思春期を過ぎると、アポクリン腺は新しく生まれにくいので、再発はほとんどありません。
確実でいい治療法ですが、人によっては脇に傷が残る場合があります。

手術以外のもう一つの処置は、ボトックス注射です。

ボトックスはボツリヌス菌の出す毒素です。
なんだかこれも少しやばい雰囲気ですが、この注射に使うのは100倍に薄めた液だから大丈夫。
その液を、わき毛の生えている部分全体に注射します。
5分から10分で終わる短い処置です。

この処置で、ボトックスが交感神経を鈍らせ、汗が出にくくなります。

ただ、手術とちがって効果は約半年で切れます。

湘南美容外科クリニックといえば、全国に院がある有名なクリニック。
脇汗の治療実績も多く、年間1万件以上の実績を誇っています。

当院では、反転剪除法やボトックス治療はもちろん、レーザー治療やシェービング法といった新しい治療法があり、お客の希望に合うやり方で治療することができます。

検討してみたい方は、下のボタンリンクで詳細をご覧ください。

でも脇の手入れは、やはり自分でしっかりと、と思う方もいるでしょう。

そのためには、お手入れしやすい脇にすることが大切です。
皆さんやっていると思いますが、わき毛の始末はきっちりつけましょう。

脇が汗でかぶれないようにするのは、とても重要です。

わき毛が生えていると、当然脇汗が毛につきやすくなります。
長く汗まみれにしていると、むれて雑菌が増え、やばい臭いが出てくるのです。

毛がなければ、こまめに脇の下を拭くことができますが、わき毛に汗がたまってしまうと、拭いただけでは取れにくく、しっかり洗わなくてはなりません。

家ではともかく、外出先では難しいですよね。

わき毛がなければ、脇汗の臭いも減ります。

ですが、夏にはしっかり自己処理しても、秋冬には油断して、ほうっておくことが多いようです。

しかし、汗かきさんは真冬でも汗をかきます。
脇が人に見えない季節になっても、がっちりわき毛を処理しましょう。

わき毛の処理には、自分でやるより脱毛サロンにしてもらったほうが、ずっと臭わなくなるのを知っていますか。

なぜなら、脱毛サロンで行う光脱毛では、毛穴がちぢんで引きしまるからです。
毛穴が小さければ、雑菌が入り込めず、増殖しにくくなります。
それで臭いが減るわけです。

毛穴がちぢむのは、黒いものに反応する光を当てて、毛根を弱らせるから。

これは、自己処理ではできない業ですね。

ミュゼプラチナムは、脱毛業界の大物企業。
全国に185もの店舗を展開していて、特に脇脱毛は毎年のようにキャンペーンを張り、経験と実績が豊富です。

人前でのスピーチの前とか、出番の直前のように、緊張しまくっているとき、脇汗を効果的に止めるツボがあるのを知っていると、とても便利。

上半身の汗を抑える働きがあるのが、この2つのツボです。

汗を多量にかくという人の中で、脇汗が服につくと黄色いしみになる場合は、ちょっとやばいです。

もしかすると、ワキガかもしれません。

ワキガという言葉はよく知られていますが、実態はあまり正確に理解されていないようです。
それで、ワキガとは何なのか、調べてみました。

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類あると、上でお話しました。

エクリン腺から出る汗は、ほぼ水分だけ。
でもアポクリン腺の汗には、脂肪やタンパク質が含まれています。

そのせいで、アポクリン腺の汗は雑菌に分解されると、臭いが強くなるのです。

ワキガとは、脇のアポクリン腺が特に発達した体質のことです。

人は自分の匂いに慣れてしまいます。
だから、ワキガかどうか自覚していない人が、案外多いものなんだそうです。

そこで、簡単にわかるセルフチェック法を紹介します。

　①着る服の脇が黄ばんでいる。
　②耳垢が湿っている。
　③両親や近い親戚にワキガの人がいる。

この3点に当てはまると、ワキガだそうです。
耳垢が出てくるのは、耳の中のアポクリン腺が活発だと、湿った状態になるためです。

ワキガかも、と気づいたら、まずワキを清潔にしてください。

軽いワキガだったら、制汗剤をまめに塗れば、臭いは防げます。
クリームタイプのデオドラントは効き目が長持ちします。

食べ物では、肉中心の食生活はやばいです。
普通に食べるのはOK。

そして、ワキ毛は処理してください。
アポクリン酸の汗は、ワキ毛にたまると臭いが強くなってしまいますから。

ワキガが強烈な場合には、クリニックで処置してもらうのがいいと思います。