どうしてムダ毛は生えてくるの?ムダ毛処理のメリットと処理方法
2016/09/21
ゆじゅじゅ
目立つムダ毛を数本抜いたり、暇なときにちょっとずつ抜いたりと、ムダ毛の処理を毛抜きで行っている女性も多いのでは?抜くと毛が濃くなったり肌トラブルが起こったりするのは本当なのでしょうか?肌に優しく毛を抜く方法と一緒に、毛抜きに関するあれこれをまとめてみました♪
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女性なら誰でも毛抜きでムダ毛を抜いた経験ありますよね?
暇なときやテレビを見ながらなど、抜くことがありますよね。でも毛を抜くとムダ毛が濃くなったり、肌が汚くなったりすると聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
これってホント?そんな噂の内容を調べてみました。
実は、毛を抜くと生えにくくなるメカニズムがあったのです。
毛の構造はこの図のようになっています。
普段私たちが目にしている毛は、肌表面の毛であり『毛幹』と言います。
肌の中に生えている毛を総称して『毛根』と呼んでいます。
この毛根の中の一番下にある『毛乳頭』が毛細血管から栄養を受け取って、『毛母細胞』へ送ります。
毛母細胞で受け取った栄養で細胞分裂を起こすことによって毛を作ります。
⇐ 2~3ヶ月かけてあなたのムダ毛たちはこのように毛が抜け、生えてくるのです。
毛を抜くことで、毛乳頭にダメージを与えることになります。
毛乳頭にダメージが与えられると、働きが弱くなるので、新しい毛が生えにくくなったり、生えても薄い細い毛になっている場合があるのです。
この話には、医学的根拠はありませんでした。
先ほど説明した毛乳頭にダメージを与えることで、毛乳頭が弱り、毛が薄くなるケースはあります。
しかし、毛が濃くなる可能性もやはりあるようです。
『硬毛化』といい、毛を刺激することによって起こるようですが、これも科学的には証明されていません。
ただし、「毛を剃ったときは濃くなる」という噂は、本当です。
でも実際には濃くなっていません。表面にある毛のみを剃るので、毛の断面積が大きくなります。その大きくなった断面積のまま伸びてくるので、濃くなったように見えるのです。
多くの人が抜いて毛が薄くなるなら、抜き続けたいと考えるでしょう。
しかし、ムダ毛を抜くことはさまざまなデメリットもあるのです。
一度なってしまうともう治らないようなダメージを与えることもあるので、気をつけなければいけません。
毛抜きはムダ毛だけを引き抜いているように思いがちですが、実は皮膚も一緒に引っ張ってしまっているのです。そのため、長期間毛抜きをすると皮膚がたるんだり、ブツブツする原因になります。
目の周辺や瞼は筋肉が弱いので、皮膚がたるみやすいので、注意が必要です。
その他、抜くことは毛穴に大きな負担がかかるので、炎症を起こす可能性もあります。
炎症自体は治りますが、炎症が治まる過程で色素沈着を起こし、毛穴が黒ずむなんてことも。
毛を抜くと毛穴に菌が入ってニキビのようになったり、膿が溜まって『毛嚢炎』になりやすくなります。
『毛嚢炎』はひどい状態になると、皮膚を切開して膿を出す手術をしなければなりません。
跡が残る可能性もあるので、気をつけたいところですよね。
毛抜きでムダ毛を抜くと肌へダメージを与えていることになります。そうすると体は「けがをした」と判断し、体を守ろうとして毛穴を強くしてしまうのです。
いわゆるカサブタ状態になり、次に生えてくる毛が体の外に出ることが出来なくなる状態を作るのです。
これについては、先にも紹介しましたが、薄くなる人もいる一方で、濃くなる人もいるのです。
また毛抜きで上手にぬけないと毛の先端が割れて、成長と共に毛先が2本、3本と分かれて生えてくる可能性があります。
毛抜きで抜き続けると毛穴が大きくなり、最初は産毛のような毛もだんだんと太くなってしまう可能性があるのです。
脱毛サロンの脱毛処理は毛根にある毛乳頭にダメージを与えていく方法です。
自己処理で毛を抜いてしまうと、毛周期が乱れたり、毛がバラバラに生えてくるので、脱毛効果が出にくくなってしまいます。そうすると通常よりも多く通わなければならなくなってしまいます。
毛抜きでのムダ毛処理は即効性があり、カミソリに比べると頻度も少なく済みますが、長期的に見るとデメリットがたくさんあることがわかりますよね。
一本一本正しい抜き方で抜くと一時的にキレイになりますが、手間もかかるので、自己処理ならカミソリをおすすめします。
今は気軽に安く脱毛できるので、ムダ毛処理は脱毛サロンへ通うこともおススメです。
デメリットは承知だけど、どうしても今、処理しなければいけない場合もありますよね。
そんな時のために、正しくムダ毛を抜く方法をご紹介します。
もし毛抜きを使う場合は、これからご紹介する方法でやってくださいね。
まずは毛抜き選び。これが一番重要です。
カミソリでもそうですが、使う道具はしっかりと選ばなければなりません。
安い毛抜きは先が整っていないものもあり、しっかり毛をつかむことが出来ないこともあります。
そうするとしっかりキレイに抜くことが出来ず、途中で切れてしまう原因の1つになります。
専用の毛抜きは、簡単に痛みも少なくムダ毛を抜くことができるので、使い心地も違います。
毛抜きの失敗は埋没毛や黒ずみなどの原因ともなるので、ここはしっかり選んでくださいね。
ここからは工程のお話しになります。
まず毛抜きを始める前に、毛穴を開かせます。
ここで使用するのが、蒸しタオルです。ご家庭にあるタオルで構いません。濡らしたタオルをサランラップに包んで、電子レンジで1分~2分温めれば簡単に作ることができます。
(電子レンジから取り出す際は、ヤケドに注意してください。)
タオルが準備できたら、ムダ毛処理をする部分に当てて、毛穴を開かせます。
こうすることによって、何もしない状態で毛抜きを使うよりも上手く抜くことができ、痛みも軽減できます。
蒸しタオルで毛穴を開かせたら、毛の流れに沿って抜いていきます。
毛の流れに逆らうと途中で切れる原因となるので、必ず流れに沿って抜いてくださいね。
毛抜きを持っている手とは反対の手で、しっかりと抑えながらゆっくり抜くとキレイに抜けます。
勢いよく引っ張って抜くと途中で切れる原因にもなりますし、毛根が残って黒ずんで見えてしまうので、1本1本ゆっくり丁寧に抜いていきましょう。
毛抜きをしたあとは、冷水をつけたコットンや、氷嚢(ひょうのう)、アイスノンなどで冷やして毛穴を閉じてください。
毛抜きをする前に蒸しタオルで毛穴を開かせているので、もとに戻してあげましょう。
これを怠ると、毛穴はどんどん開いてしまい、ツルスベお肌から遠のいてしまいます。
脱毛後は少なからず肌へのダメージが残っているので、面倒くさがらずにアフターケアを行うことで、肌を守ることができます。
脱毛箇所に化粧水や乳液、ローションなどをしっかり塗ってください。
さて、ここまでムダ毛処理の正しい方法をご紹介してきましたが、いかがですか?
すぐにできるし、コストもかからないのはうれしいですが、なかなか手間がかかりますよね。
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脱毛サロンに通って、楽にツル肌を手に入れてください。
毛抜きを使ったムダ毛の処理方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自己流にやっていた方は、お肌のためにも正しい方法に変えてみてくださいね。
きっと未来のあなたは喜ぶことでしょう。
キレイなお肌のあなたに・・・・・・・・
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