あなたの脇汗におってない?脇汗の臭いの原因と臭いを抑える対策法
2016/11/14
matarey
脇の臭いが気になると、どうしても制汗剤に頼ってしまいますよね。でも、それだけじゃ、根本的に脇の臭いの対策ってできないんです。今回はそんな脇の臭い対策を根本的にしていきます。きちんと原因を抑えて、賢く臭いをケアしていきましょう。
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汗のにおい、少しでも感じると一番短縮できて、楽な制汗剤を使用する方も多いのではないでしょうか。
しかし、それって実は臭いの原因にもなっているということをご存知だったでしょうか
制汗剤には、毛穴を塞いで、臭いを消そうとする収れん剤というものと、
雑菌の繁殖を増やさないようにする殺菌剤が入っています。
臭いの原因となる雑菌を殺菌することは良いかもしれません。
しかし、その臭いを防ぐために毛穴を塞ぐ収れん剤は、老廃物の排泄が滞る原因になり、さらに臭いが強くなる可能性があります。
臭いはもう体質だしと諦めている方もいるかもしれませんが、実は軽減させる対策があるということを知っていましたか?
まずは、脇汗が出る原因、臭いの原因を知り、そこから対策を考えていきましょう。
対策を知っていれば解決するかもしれません。
脇には2種類の汗腺があります。
その汗腺から出る臭いと、細菌が原因できつくなる臭いとあるのです。この二つのことについてご紹介したいと思います。
エクリン腺とアポクリン腺があるということは聞いたことがあるとは思います。その役割についてまずはご説明したいと思います。
エクリン腺から出る汗の成分は99%が水分でさらっとしたもので、臭いもありません。
残り1%が、塩分、尿素、アンモニア等が混ざっています。
そのため、エクリン腺から出た汗は酸性です。
酸性の皮膚は、常在菌が滞在しにくく、本来なら臭いを抑える役割をしています。
アポクリン腺は、成長するとともに小さくなっていくようにできています。
そのため、思春期にはいくら大の大きさにまでなり、タンパク質、脂質、糖質、アンモニアなど多くの粘り気のある成分を出します。
塩分が含まれておらず、栄養がたくさんあるため常在菌は繁殖しやすい環境をつくりだし、ワキガはこの腺からが原因になります。
肉には中性脂肪や動物性脂肪、脂肪酸などが多く含まれています。
これらの脂肪成分はワキガの原因とされる汗腺類を刺激し、汗やにおいを助長します。
アメリカなどは肉などの脂肪分を摂取するため、ワキガの人は多いようですね。
コンビニやファーストフード店のいわゆる揚げ物は油の劣化を防ぐため脂肪酸を多く含んだ油が使われています。
ジャンクフードを食べ続けることはワキガ発生の確率を高めます。
高カロリーや脂質類の摂取は極力避けることをすすめます。
常在菌があるということを前述でも述べましたが、この常在菌が臭いを出す元になっています。
アポクリン線から出る栄養分と、皮脂などを食べて生きているため、汗と皮脂がなければ常在菌もその部分にいることはできなくなります。しかし、それは難しいこととも思います。
清潔に保つために念入りに洗うということも間違ってはいませんが、常在菌の中には良い細菌があります。
これが「表皮ブドウ球菌」という細菌で、この菌は皮脂と汗を自分の栄養として取り込み、肌を弱酸性に保ちます。その菌がいることにより、人間にとっていい匂いを放つ役割をしています。
脇毛を剃ることで、通気性が良くなり、細菌の繁殖する環境をなくす役割を得ることができます。
しかし、間違った処理方法をすると、脇毛を剃ったのに繁殖しやすい環境をつくることがあります。
①肌を傷つけないこと。カミソリを使用するということは肌を傷つける原因にもなるため、慎重に行うことが大です。
②処理後の清潔保持を行うこと。処理をしたから清潔に保てているということではありません。処理後、は皮膚に刺激を与えるため、汗腺の促進にもつながります。常にウエットティッシュなどで拭いたりしたほうがいいでしょう。
③ゴシゴシ洗いすぎないこと。先ほども述べましたが、良い常在菌もいるためゴシゴシと強くこすることで、その常在菌がいれない環境も作ってしまい、悪循環になることがあります。手を使って優しく洗う事も大切です。
脇の臭いをなくすようにしたいという方に3つの方法を紹介したいと思います。
汗をかいてるけど、家に帰ればお風呂に入るし、後にしよう。ではなく、こまめに拭く習慣をつけましょう。
菌が繁殖して臭いを出すまでに1時間有するといわれています。
そのため、汗をかいたら拭くという対策が良いと思います。
しかし、乾いたタオルで拭くのはNGです。
乾いたタオルで拭くだけでは、汗を拭きとっただけになるので細菌は拭えていない状態になり、対策にはつながりません。
使用するのは、濡れて固く絞ったタオルか、ウエットティッシュなどを使うと良いと思います。
今は、脇汗パッドという、汗をすぐに吸って、抗菌消臭作用のあるものが売っています。
そのようなものを使用することも対策につながります。
汗が出る原因の中に「温熱性発汗」というものがあります。
これは血管に流れる血液の温度が上昇することが原因になります。
そのため、最も太い血管のある脇、首の後ろ、太ももを冷やすことが効果的です。
冷却ジェルシートや、冷たいペットボトルを使用すると冷やされて汗がひいていきます。
熱中対策としてもできるので覚えておくと良いと思います。
前述でも述べましたが、食生活も大切になります。脂質の多いもの、動物性たんぱく質が含まれるお肉などは控えるようにしましょう。
一番良いとされているのは日本食です。
日本食は、海藻や魚、野菜が使われるため、脂肪酸も少なく、動物性脂質も少ないため、対策にも良いです。
また、ダイエットにもつながるので、いいかもしれませんね。
実はホルモンバランスも関係しているのです。
アポクリン線に影響を及ぼすホルモンは男性ホルモンの一つ「アンドロゲン」というホルモンです。
男性ホルモンは女性にもありますが、女性ホルモンにより抑えられています。
しかし、生活習慣が乱れたり、睡眠をとることができない状態をつくるとホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌を促進します。
食生活を整え、ストレスの回避、睡眠時間の確保と常に健康な状態を作ることも大切です。
脱毛は実は臭いを少なくする、またはなくすメリットがあります。
脱毛をすることによって、細菌の繁殖しやすい脇毛をなくしすため、対策として効果があります。
また剃ることは皮膚を傷めることや、毛穴のつまりによる臭いを増殖させる可能性があります。
しかし、脱毛することにより毛穴のつまりがなくなり、常に清潔で臭いをなくす対策にもつながります。
ミュゼはみなさんも聞いたことがあると思います。
店舗数も多く、通うのに遠くまで行くということはありません。
ミュゼの「初めてコース」は、両脇とVライン、その他のパーツも含めて料金も安くお得です。
無理のないようにカウンセリングを無料で行ってくれるので、おすすめです。
他にも、自分がやりたいところがあれば、
何度か通うことで安くなるなど、両脇以外にも多くの部位を行うことができます。
制汗剤というと、スプレータイプを浮かべる人も多いかもしれませんが、今はクリームタイプも多くあります。
クリームタイプのメリットは、スプレーと違い持続力もあり、長く臭いを抑えてくれます。
また、汗を抑えてくれる効果もあり、良い対策になると思います。
今はスティックタイプなどもあり、手が汚れないものもあります。
デオナチュレは多くのクリームタイプの制汗剤があります。
値段 1本950円
3回位にわけて少しずつムラなくのばします。
両脇で小豆粒大(0.5g)が目安です。汗をかいた場合はふき取ってから使用いただくと、より効果的です。
簡単で、そこまで多量に使わないし、1日持続するので何度も購入しなければいけないということはありません。
脇の臭いはみんなが気にしていることだと思います。
対策は食事や脇毛の脱毛、制汗剤の使用と様々ありますが、みなさんにあった対策を選んで、実施してみてください。
もう脇の臭いとはおさらばしましょう!
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