相談しにくいデリケートゾーンのかゆみ、こっそり解決させましょう
2016/11/15
mii7
人に聞きにくいデリケートゾーンのかゆみについて、原因と対処法を詳しくご紹介します。実は、デリケートゾーンのかゆみに気が付いても放置してしまう人が多いのです。悪化する前に対策をとることが、体を大切にするために大事なことなんですよ。
デリケートゾーンのかゆみについてなかなか友人や家族にも聞きづらいですよね。
病院にいくのもなんだか恥ずかしい気持ちもあります。
急にかゆくなるものだから不安になってしまう気持ちもとてもわかります。
しかし、かゆくなるのにはもちろんキチンとした原因があります。
それでは、どのようなことが原因で、かゆみが発生するのかをまずは知りましょう。
原因を知ることで、予防することができます。
デリケートゾーンが乾燥する原因は角質層の薄さが原因です。
角質層は肌バリア機能を形成しており、厚みがあるほど保湿力は高くなります。
陰部は皮膚が薄いため摩擦などの外的刺激によって水分が抜けやすくなり乾燥しやすくなってしまいます。
その結果、乾燥によるかゆみが生じるのです。
下着からのかゆみで困られている方がたくさんいらっしゃいます。
梅雨時期や夏場は、汗をかきやすいので、化繊の下着が群れてかゆみの原因になります。
アレルギーの原因になっているのは下着のを洗った洗剤が汗で溶けだして肌に経皮吸収され、かゆくなるケースもございます。
汗が原因で、生理でもないのにデリケートゾーンがかゆくなってしまう場合はムレが原因です。
冬場は特にかゆみを感じないのに、夏になったらかゆみを感じることがあるという方が多いのです。
それは汗が原因で股間部分の通気性が悪くなり、湿気が外にでにくくなってしまっている場合が多くいです。
人によっては、汗疹などのプツプツした赤い湿疹が出来やすい人もいます。
どれも当てはまらない、心当たりがない場合、急に激しいかゆみを感じ出した場合は病気にかかってしまった可能性があります。
早期発見することで、症状が悪化するのを防ぐこともできます。
代表的な性感染症をご紹介するので、自分に近い症状がある場合は病院へ行きましょう。
腟カンジダ症はカンジダというカビの一種です。
増殖することで起こる病気で、カンジダは常在菌であるため、腟や外陰部に常に生息しています。
妊娠していない女性の約15%、妊娠している方の約20%で検出されます。
症状は、外陰部や周辺に激しいかゆみが生じ、場合によってはズキズキと痛みを感じます。
排尿時痛や性行時痛を感じることもあるそうです。
男性にも発症することがありますが、そのほとんどがかゆみや発疹、場合によっては無症状です。
細菌性膣炎の膣炎とは、膣の炎症で、成人女性の1/3が罹る、とても一般的な病気です。成人女性に加えて、幼児や老人でも見られることがあります。
原因は、腸内細菌のように、膣内にも細菌が住んでいます。
細菌が原因となって、膣内に炎症が起きて、はれたり、おりものの量が増加したり、汚臭がするにようになります。
性交が原因の場合もあれば、性交を全くしなくても起こります。
腟トリコモナス症は、トリコモナス原虫という微生物が膣内に侵入することで発病する病気です。
基本的には、性交時に感染しますが、ごく稀にお風呂やタオルの共有などで発病することがあります。
こちらは、強いかゆみを感じることがあります。
そのほかに、痛みや泡状のおりものが発生します。
放置しておくと、不妊症やその他の病気の原因となるので、気をつけましょう。
デリケートゾーンのかゆみや黒ずみを解消する方法がいくつかあるのでご紹介しましょう。
「アンダーケアの方法について」
普段は、通常のボディーソープで体を洗う際に、一緒にデリケートゾーンも洗っていると思います。
しかし、通常のボディーソープは、洗浄力が協力であるために、陰部にある「善玉菌」も一緒に洗い流してしまうようです。
デリケートゾーン専用のものが発売されているので、そちらを使うようにしましょう。
■ コラージュフルフル泡石鹸
コラージュフルフル泡石鹸は、製薬会社から販売されているもので、その効果が実証されているので安心して使用できます。
デリケートゾーンの強いかゆみやニオイでも解決してくれます。
コラージュフルフル泡石鹸には、悪い菌を増えさせない抗菌の成分と殺菌の成分が含まれていて、デリケートゾーンが蒸れてしまったとしても、悪い菌の増殖を抑えてくれます。
多くの原因である、蒸れを回避するためになるべく通気性の良い下着を着用することです。
かゆみが起きる可能性を軽減することができます。
綿100%の素材のものや、吸湿性に優れた素材のものが良いでしょう。
逆にポリエステル・ナイロン・アクリル素材のものは、通気性が悪いうえに、汗を吸わないのでなるべく避けましょう。
ストッキングを仕事で着用する人も多くいます。
蒸れの原因にもなりますのでなるべく薄い素材ものもを選びましょう。
さらに、スキニーパンツやタイトパンツは窮屈になりスカートやワイドな形のパンツを着用することで、蒸れを回避できるのでおススメです。
感染の疑いがある場合は自然治癒では難しいです。
何か異変を感じたらとにかく早めに受診をするようにしましょう。
パートナーに感染する可能性もありますし、悪化したり慢性化したりすることで、不妊の原因の一つになることもあると言われています。
検査に行く時間がないという方や、どうしても恥ずかしいと言う方は、郵送で検査してもらえるキットもありますので、そちらを利用して早めに対処するようにしましょう。
下半身にかゆみが出たら、まず自分の体のコンディションをチェックしてみてください。
風邪をひいている、生理中・生理前後、病気を患っている、多大なストレスを受けている、肉体的に疲れているなどといった症状がありませんか?
抵抗力が低下すると、肌のバリア機能が低下してかゆみを感じやすくなるのです。
免疫力を上げるために、普段から体を冷やしたり体温を下げる食べ物、飲み物の過剰摂取は避けましょう。
病気療養中の方は、体調悪化につながることは避け、安静に過ごすことが大切です。
デリケートゾーンを清潔に保つためには洗い方が重要になります。
・泡で優しく洗いましょう
タオルを使用せず、指を使って洗うようにしましょう。
泡立てた泡をスポンジのように優しくデリケートゾーンをなでて洗浄します。
・ぬるま湯を使って泡を流ましょう
熱いお湯は刺激が強すぎる可能性があります。泡が残らないように洗い流してください。
・洗い過ぎに注意しましょう
洗いすぎは雑菌に感染しやすくなります。
清潔に保ってくれる菌まで洗い流してしまい逆効果に繋がるのです。
女性の方は排便の際に、膣内に便や雑菌が入り込まないように拭き方も気を付けなければなりません。
「前から後ろに」トイレットペーパーを動かしてお尻を拭くようにしましょう。
毎日清潔に保つよう心掛けましょう。
デリケートゾーンは高温で蒸れやすくなっています。
汗など常に雑菌のエサになるものがあるので、雑菌が繁殖してニオイ物質が作りされて不快なニオイが発生します。
そこでおススメしたいのが脱毛サロンによる処理方法です。
プロの方にケアしていただけるのはすごく安心です。
脱毛サロンでは、アンダーヘアを半永久に処理できますし、毛量が減ることで蒸れにくく雑菌が繁殖しなくくなり、ニオイの発生を抑えることができます。
かゆみの原因も解消され、自己処理での不快感にも悩まされることが少ないのでおススメします。
タンポンは、血液が下りるエネルギーを止める働きがあります。
潤い不足の粘膜をさらに乾燥させてしまいますので、経血は少し鉄の匂いがして、洗濯でサラッと落ちるのがいい状態です。
でも食べ物が悪かったり不摂生だと、臭くて黒く落ちにくい汚血になってしまいます。
経血を通して体の状態を知るためにも、布ナプキンがおすすめです。
ナプキンもこまめに取り換え清潔な状態を保ちましょう。
アンダーヘアの処理のついていかがでしたでしょうか?
慢性的なかゆみでお悩みの方がいらっしゃいましたら早期発見できるよう早めの対処が必要です。
皮膚科疾患であっても泌尿器科疾患であっても診療及び治療が可能ですので、デリケートな部分ですので、お早めに病院へ行きましょう。
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